PROJECT 01

プロジェクト メンバー インタビュー

勉強はここからが本番だ。 勉強はここからが本番だ。

PROJECT

チョコレート博覧会
ちょこぱく

2016年鹿児島での初開催から今年、鹿児島で4回目、長崎で3回目を迎えた「チョコレート博覧会 ちょこぱく」。全国から厳選した100種類以上のチョコレートスイーツを駅前広場に集めた人気のバレンタインイベント。

PROJECT MEMBER

  • 金丸昂暉

    金丸 昂暉 KOKI KANAMARU

    2014年入社

    「ちょこぱく2019」の企画・コンセプト設計を担当

  • 古閑明穂

    古閑 明穂 AKIHO KOGA

    2017年入社

    「ちょこぱく2019」のクリエイティブ(グラフィックや装飾など)の制作を担当

  • 坂井万里菜

    坂井 万里菜 MARINA SAKAI

    2018年入社

    「ちょこぱく2019」の商品管理、店舗との調整等を担当

キラーコンテンツを担う
ワクワクとドキドキ。そして責任感。

金丸
ちょこぱくは今年で4年目の人気コンテンツ。ありがたいことにクライアント側も「今年もやる」って提案前から待っててくれたよね。
古閑
ありがたいですよね。だからこそ、昨年を超えたいっていう思いはチームとして常に持っていました。
金丸
今年は企画担当として自分なりにプランニングをさせてもらえたわけだけど、既存の人気コンテンツに自分の手を加えるっていうのはやりがいがあると同時にプレッシャーもあったかな。
坂井
私もまさか新入社員の自分が人気コンテンツに関わるとは思ってなくて。何が分からないかも分からないままスタートして不安でした。
金丸
今年は自分が先輩という立場で、新入社員の坂井さんをフォローする責任を担うっていう意味でも、実はプレッシャーは感じてたね(笑)
古閑
私も後輩の坂井さんには負けられないって気持ちはありました。昨年は言われるままに動くだけだったけど、今年は進んで意見を伝えられるようになりましたね。
坂井
私はまさに1年前の古閑さん状態で……。昨年のことを店舗の方に質問されても分からないし、資料を読んだり先輩に聞いてみたりしたけど具体的なイメージはつかなくて。想像できていない状態で店舗の方に説明するのはかなり難しかったです。
金丸
そこは先輩として申し訳なかった……。企画担当として引っ張っていく立場になって感じたのは、ずっと続いていくコンテンツにするためにも、どうやって次の代に引き継いでいくのか常に意識しないといけないっていうことかな。

うまく回りだしたイベント、
うまく伝えられない想い。

坂井
イベントがはじまると、ようやくイメージがつかめました。テントの並びとかスタッフの動きとか、こんな感じなんだって。1日目が終わると店舗ごとの売れ行きの違いや前年との違いを気にする余裕もできましたね。
金丸
イベント会場にいると、自然と意識するようになるよね。
坂井
どうすれば「もっと売れるのかな?」って自分なりに考えるようになりましたね。
古閑
MCに宣伝してもらったり、陳列やディスプレイを並び替えてみたりね。
坂井
自分で装飾備品を買い足してみたりもしましたね。
金丸
でも会場が複数あって、イベントも長期間にわたるわけだから、ずっと同じ会場にいるわけにはいかないよね。だから、現場で毎日運営してくれるスタッフの皆さんには頭が上がらない。皆さん、全力でイベントを盛り上げよう、事故なく成功させようと必死に取り組んでもらっていて、本当にありがたいよね。ただ、そんな風に一生懸命やってもらっている中で、メーカーさんやパティシエさんの想いや苦労までひとつひとつ共有したいけど、どうしても限界があって、そこが難しかったかな。
古閑
私たちは店舗の人から商品に対する想いを聞いていたり、立ち上げの大変さを知っているけど、それを運営スタッフ全員に伝えるのって確かに難しかったですね。
坂井
そこの温度感ってどうしてもお客さまに伝わっちゃいますよね。そういう差も売上の違いに出てくるんだなって感じました。
古閑
その”想い”とか”熱量”みたいな抽象的で難しい部分を、もっと現場のスタッフの皆さんにうまく伝えられれば、今以上に魅力的なイベントになるんだって可能性を感じることもできましたね。
金丸
来年は、そういったところの共有までしっかり取り組んで、お客さまの満足度がより高くなるようなイベントにしていきたいね。

想いがカタチになる。
それが人とモノ、人と人との出会いを生む。

金丸
ちょこぱくというイベントを通して、街のにぎわいを作り、人と商品、そして人と人との出会いを演出する。そして、お客さまからも、出店いただいた店舗の方からも「ありがとう」と言ってもらえる。これが「ちょこぱくをやっていて良かった」と素直に思える瞬間だよね。
                            
古閑
九州島外からわざわざちょこぱくに出店してもらうために来てもらったり、滅多にイベントには出さないような希少な商品をいただいたり……。出店いただく店舗の方もすごく期待されていて、やっぱり始まるまではプレッシャーも大きいんですよね。どうやったらお客さまに興味を持ってもらえるんだろうと考えるのは大変だけど、その結果、多くのお客さまに商品を手にとってもらえる……。それを間近で見られるのは、ちょこぱくのようなイベントならではの魅力ですよね。
                            
金丸
自分の考えを形にできて、その反応も肌で感じられる。広告会社で働く上でこれ以上ないやりがいを感じる瞬間だよね。
                            
坂井
私は純粋に、だんだんと仕事が分かるようになっていったのが楽しかったです。準備中は言われたままにやるだけで、正直何をやっているのかも分からないような手探り状態でした。けど、イベントが始まって現場の空気に触れて……。自分なりに工夫をしてやってみる余裕が出てくると、金丸さんの言う「自分の考えを形にできる」という楽しさを感じられたなと思います。

こだわる。勉強し続ける。
私たちの挑戦はまだまだ続く。

                            
金丸
毎年のように多くのお客さまに来場いただいて楽しんでもらえていることにやりがいを感じる。でも、そこで考えをとめちゃいけないと思うんだよね。
                            
古閑
そうですね。私がイベントが終わって感じたのは、思っている以上にお客さまの「慣れ」とか「飽き」は早いんだなってことです。
坂井
確かに。昨年、かなり人気だった商品が今年はそうではなかったり……。
金丸
定着はさせたいけど、どうやってマンネリ化を打破するかっていうのは、これからもずっと残る課題だよね。今年は他館事例を参考にブースやエリア分けをしてみたわけだけど。
古閑
参考にした事例では、装飾とか床とか会場全体でブース分けされていましたよね。雰囲気から作り上げているというか。
金丸
駅ビルでのイベントの場合は広さも限られているし、装飾にかけられる予算とかイベント自体のターゲティングや規模感、求められるものも違っていて……。東京や大阪の最新事例は刺激になるけど、「ちょこぱく」の中にどう取り込むかは難しかったね。
坂井
はい、差別化ってなかなか難しくて、あまりジャンルわけをしている感じは出せなかったんですよね。
金丸
すでに定着しているし、固定のちょこぱくファンっていうのはいらっしゃると思うんだよね。だから、あまり変えすぎるのも挑戦的すぎるし、そういった変化のボリューム調整は難しいよね。
古閑
正直まだまだ改善できるところもいっぱいあったと思うんですよ。時間や予算の関係で、断念したアイデアもたくさんありました。
坂井
確かに自分のこだわりよりも実現のしやすさをとってしまった部分はありましたね。
古閑
もし準備段階でもっとギリギリまでこだわりをもって取り組んでいれば、結果も違ったのかもって思いますよね。
坂井
私もより一層丁寧に仕事しようって思いました。スピード感が求められるあまり、店舗への配慮が足りてなかったり。結果的に「どうしてこうなったの?」っていう店舗側とのトラブルもあったりして……。
古閑
相手の「想い」は常に考えるようになったよね。ちゃんと聞いて、汲み取って、グラフィックや装飾のデザインに反映させたり、現場スタッフの皆さんに商品の扱い方を伝えたりとか……。きちんと企画する立場として、その「想い」を伝えられるような仕事がしたいなって思うようになったかな。
坂井
私は今年はついていくので精一杯だったので。来年は「ぱく」シリーズを引き継いだ立場として、今年以上のものを作ってみたいですね。
古閑
今は九州初を意識した店舗選びをしてるけど、もっとお客さまに喜んでもらうために日本初や九州発を目指していきたいよね。
金丸
日本から飛び出ちゃうわけだ(笑)
古閑
やっぱりお客さまの笑顔を直接見られるっていうのが、働く側からするとイベントプロモーションの魅力だと思うんですよ。それを意識して、世界中の面白い食べ物とかコンテンツを九州に引っ張っていきたいし、九州で熱い想いを持ってものづくりに取り組んでいる方々の想いのこもったモノも発信していきたいですね。
金丸
僕は「ぱく」シリーズだけじゃなくて、今後も新しいコンテンツも作っていきたいな。エージェンシーって「やりたい」って言えば、挑戦させてくれる土壌はあると思うから。自分が作ったコンテンツがちょこぱくみたいに、お客さまの話題になって、どんどん後輩たちに引き継がれていくようになったら嬉しいです(笑)
古閑・坂井
おお、ぜひ私たちにやらせてください!