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江頭 静也SHIZUYA EGASHIRA

2016年入社/コミュニケーションデザイン部 プランニング担当

広告は、 自慢話になっては いけない

広告は共感してもらえなければ、そこで終わり。なぜなら「うちの〇〇いいよ!素敵だよ!」とだけ話すと、ただの自慢話になってしまうから。あんまり聞きたくないですよね。人の気持ちを動かすのは簡単なことではありませんが、私たちは多かれ少なかれ何かに共感し、感動してきた経験を持っているはず。自分だけでなく周りにいる人たちすべての経験や思いが、アイデアや企画に生かせると思っています。

DAILY SCHEDULE

  • 9:00
    9:00

    出社

    出社したらまず今日一日のタスクを整理します。タスク管理がとっても苦手なので、ルーティン化したらちょっと楽になりました。その都度書き換えられるように常に手元にメモ帳を置いています。

  • 11:00
    9:30

    メールや細かい資料作成

    嫌なことは先にやったほうが楽になる…という思いで、頑張って細かい雑務をこなします。
    野菜を先に食べるほうが健康にいい、的な気持ちです。

  • 12:00
    11:00

    Webミーティング

    県外の人とのミーティングが多いのでWebミーティングが多いです。この日は鹿児島の制作チームと打ち合わせをしています。

  • 13:00
    12:00

    ランチ

    最近は外食ではなく社内のスペースで、後輩たちと食べることが多くなりました。どこで食べるかより誰と食べるかが大事。

  • 14:00
    13:00

    企画書作成

    コンペなどの提案に向けて企画書を作りこみます。ミーティングルームにこもって音楽を聴いたり動画をみたりしながら…最近は某海賊アニメの一挙放送を垂れ流しにしています。

  • 16:00
    16:00

    アイデアフラッシュ

    社内や制作チームとアイデア出しをします。キャッチコピーやロゴ、デザインから動画まで幅広くアイデアを考えます。

  • 18:00
    18:00

    退勤

    飲みに行ったり買い物に行ったり…自由な時間を楽しみます。会社のメンバーは気心知れた友達のような関係です。

WORKS

はしれ、ぜんぶ乗せて。動画・グラフィック制作

はしれ、ぜんぶ乗せて。
(動画・グラフィック制作)

2022年9月に誕生した西九州新幹線の開業を記念して、動画とグラフィックを公開しました。コピーと企画アイデアをもとに、ハードなスケジュールの中営業と協力しながら撮影・制作を進行。

熊×熱プロジェクト プロモーション企画

熊×熱プロジェクト
(プロモーション企画)

震災からの復興やコロナ禍を乗り越えて…今がいちばん”アツい”熊本県を紹介する「熊×熱プロジェクト」を発足。アツいグルメやアツい温泉だけでなく、アツい人やストーリーにも触れられる、熊本のアツさを伝える企画に。

BRTひこぼしライン開業プロモーション

BRTひこぼしライン
(開業プロモーション)

福岡~大分を走っていた「日田英彦山線」が新しい形になり、バスが走ることになりました。もう二度と途切れない道を作りたいという思いで、バスや地域の思いが途切れず繋がっていく動画を制作。

江北町×くるり「宝探し」

江北町×くるり「宝探し」

町制70周年のタイミングで、慣れ親しんだ「肥前山口駅」から「江北駅」に駅の名前が変わる江北町。変わっていく町の中でも変わらないものがあることを伝えるために、アーティストのくるりに楽曲を制作いただき、ミュージックビデオを兼ねたPR動画を作成しました。

入社してから学んだこと

得意なことより、面白そうなこと

高校生まで漫画家志望でしたが、何度か賞に応募したものの結果が出ず断念。失意のまま進んだ大学では目標も定まらず、しばらくは一人で悶々としながら過ごしていました。そんな時、大学の講義でコピーライターの話を聞いて「広告って面白そうだ」と感じ、学外のコピー講座に通うようになって、再び前を向くことができるようになりました。
在学中にJR九州エージェンシーの社員と知り合い、ゼミで学んでいたデータ分析の知識を生かしてアルバイトをさせてもらいました。そうした縁もあり採用試験を受けて入社。しばらくデータ分析をしていましたが、今の部署に移って一気に仕事が楽しくなりました。得意なこと(データ分析)よりも、面白そうなこと(企画)の方が、私には合っていたようです。

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一つの仕事で何度も喜べる

クリエイティブディレクターとして基本的に全ての案件の企画に関わっていることもあり、嬉しいと思える瞬間がいくつもあります。企画が採用された時。その企画が動画やポスターなどの形になった時。世の中に出て評価された時。最近はSNSにも感想を書き込んでくれますし、企業説明会で紹介したCM動画を見て当社を志望した、と言ってくれる学生もいます。
もともと駅の看板を売っていた媒体の会社が、大手広告会社にコンペで勝つ。スポーツでいうなら「ジャイアントキリング」ですが、それもモチベーションになっています。ただ、社内の制作スタッフが手薄なのは否めません。喜びを分かち合える仲間をもう少し増やせたらいいな…と思っています。

気持ちが動く広告を作り続けたい

印象に残っている仕事はいくつかありますが、江北町(佐賀県)の町制施行70周年記念動画もその一つです。ちょうど町にある肥前山口駅が新幹線開業にともなって江北駅にかわるタイミングでもあったのですが、慣れ親しんだ駅名が変わることに複雑な思いを抱える人も多かったんです。
そこで駅名変更をポジティブに受け入れてもらえる機運をつくろうとロックバンドの「くるり」さんにテーマソングをつくってもらい、その曲をBGMにして動画を制作しました。動画をアップしたYouTubeの江北町公式アカウントには「あらためて故郷の良さがわかった」「この町に行ってみたくなった」などのコメントが寄せられ、本当に嬉しかったです。

MESSAGE

江頭 静也

大手広告会社は社内での競合もあり、入社してすぐに企画やクリエイティブの部門で実務を担当するのは難しいと聞きます。その点、少数精鋭のJR九州エージェンシーには仕事を通して経験を積み、成長できる環境があります。競争が苦手で自分に自信がない。だけど、面白いアイデアを秘めている。そんな人がたくさんいると思っています。一緒にデッカい仕事をしましょう!